祝2000本安打!荒木雅博選手の道のり
2017年6月3日
中日ドラゴンズの荒木雅博選手がナゴヤドームで行われた東北楽天ゴールデンイーグルス戦にて史上48人目の2000本安打を達成しました!
荒木選手といえば言わずもがな熊本県出身の日本を代表する選手。
荒木選手の2000本安打までの道のりを振り返ってみようと思います。
荒木選手プロフィール
※荒木選手公式HPより
名前 | 荒木雅博 |
生年月日 | 1977年9月13日 |
出身地 | 熊本県菊池郡菊陽町 |
出身校 | 熊本工業高校 |
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意外と遅い野球人生のスタート
荒木選手が野球を始めたのは菊陽町立菊陽中学校です。中学から野球を始めるという、プロ野球選手にしては遅めのスタートです。
しかし、メキメキと頭角を現し、名門熊本工業高校へ入学します。
1995年のドラフトで、福留孝介選手、原俊介選手の外れ外れ1位として中日ドラゴンズに指名されました。
守備・走塁の荒木ココにあり
2年目から1軍の試合に出場するも、目立った成績を残せずにいました。守備と走塁はピカイチでしたが、打撃に課題が残っていたためです。
しかし2001年、課題の打撃が改善され、7月あたりから1番打者となり、中日ドラゴンズでの活躍が始まりました。
荒木選手がプロ野球ファンの間で最も有名になったのは何と言っても、2004年に落合博満監督が監督に就任し、井端弘和選手との二遊間『アライバコンビ』を(二塁に荒木選手、遊撃に井端選手)結成したことにあります。
2004年から2009年までこの2人は6年連続でゴールデングラブ賞を獲得しています。
2013年からは若手の台頭もあり出場機会が徐々に減少する形に。それでも毎年100試合前後の試合に出場し、安打数を積み重ねていきます。
2017年シーズンは200本安打まで残り39本で迎え、6月3日に達成。
熊本県出身の2000本安打達成は川上哲治選手、秋山幸二選手、前田智徳選手に続く4人目の達成となりました。
通算33本塁打は2000本安打達成者の中では最小の記録です。荒木選手は守備・走塁でプロを息抜き、名球会入を果たした証でもありました。
これからの荒木選手
2017年に40歳となる荒木選手。
選手としてのピークはもちろん過ぎていますが、低迷している中日ドラゴンズをベテランとして支える必要があるかと思います。
もちろん引退後はコーチとしての活躍も期待しています!
荒木選手が獲得した主なタイトル
2007年盗塁王
2004年 – 2006年ベストナイン
2004年 – 2009年ゴールデングラブ賞
2008年オールスターゲームMVP
2007年日本シリーズ優秀選手賞
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